リモートデスクトップとは
Windowsのリモートデスクトップ機能を使うと、手元にあるPCから遠隔にあるPCを操作することができます。
テレワークの場合、会社のPCを自宅のPCから操作できるため、データなどを持ち帰ったり、会社PCと同じソフトウェアを自宅PCにインストールすることなく、自宅で会社のPCを使って仕事ができます。
LAN内でのリモートデスクトップ接続
手軽にできるリモートデスクトップ接続は、同じLANの中で利用する場合。例えば複数のPCをLAN内で使用している場合などで、いつも使っているメインPCにはモニタやキーボードやマウスを接続して使い、サブPCはPC本体にLANケーブルを挿すだけにしておきます。
こうしておけば、サブPCは使うときだけメインPCからサブPCにリモートデスクトップ接続すれば良いです。モニタやキーボードやマウスは1セットだけで済むため、場所も取らずに移動もせずに複数のPCを操作することができます。
外部からのリモートデスクトップ接続
自宅で会社と同じ仕事ができる
テレワークの場合、会社のPCを自宅のPCから操作できるため、データなどを持ち帰ったり、会社PCと同じソフトウェアを自宅PCにインストールすることなく、自宅で会社のPCを使って仕事ができます。
VectorWorksやAdobeCC、Microsoft Officeなど高額なソフトウェアが会社のPCにインストールされていれば、自宅PCから会社PCにリモートデスクトップ機能で直接操作することで会社にいるのと同じように仕事ができるようになります。
会社のPCが高性能で高速処理であれば、自宅のPCは普通のPCでも問題ありません。実際に処理するのは会社の高性能PCであり、自宅のPCは画面やマウスなどの情報を送受信するだけですので、インターネット回線さえ安定した速度が出ていれば会社にいるのと同じように仕事ができます。
データが手元に無くても編集や送信ができる
会社にあるデータを送信や編集しなくてはならないとき、わざわざ会社に戻る必要はありません。出張先やカフェや自宅からでも会社PCにリモートデスクトップ接続することで、会社PCからデータを送信したり、会社PCにあるデータを編集できます。
出先ではノートPCと無線LAN環境があれば、どこからでもまるで会社にいるかのように細かい作業ができるようになります。いちいちUSBメモリなどにデータを持ち出す必要も無くなりますので、データ流出の心配も無くなります。
外部からのリモートデスクトップ接続はVPN接続が必須
リモートデスクトップ接続は基本的に同じネットワーク内で利用します。そのため、同じLAN内ではなく外部から接続先(会社PCなど)のPCにリモートデスクトップ接続する場合は、接続元(自宅PCや外出先のノートPCなど)から接続先のネットワークに接続しなければなりません。